NO.40 ヒノキドライ

革靴・ブーツ・スニーカーや下駄箱用の除湿・乾燥剤
木曽ヒノキのウッドチップを使用。家具や日用品を製造する際にでる端材を再利用して製品化。環境に優しく、繰り返しの使用が可能。
式年遷宮で使われている御神木

ヒノキドライ

木曽ヒノキは、秋田スギ、青森ヒバと並ぶ日本の三大美林の一つ。耐久性に優れていて、古くから最高級建築材としても名高い。
二十年に一度行われる伊勢神宮の建て替え「式年遷宮」では、約一万本の木曽ヒノキが御神木として使われていることでも知られている。

ヒノキ風呂などで感じることができるが、ヒノキから漂うさわやかな自然の香りに癒される人は多い。
森林浴で心をリラックスさせ、身体をリフレッシュする効果はフィトンチッドという成分によるもの。
ヒノキはフィトンチッドの含有率が高い天然の癒し製品なのである。

持続可能な社会で豊かな暮らしを

ヒノキドライは、家具などを作る際にでる大量の端材をチップにして革靴、ブーツ、スニーカーや下駄箱用の除湿・乾燥剤にしたもの。
ひと昔前までは、廃棄物として処理されていたが、持続可能な社会の実現が叫ばれる中、廃棄物を上手く再利用し注目されている。

使用方法は簡単で、一日履いた靴の中に入れるだけでチップが湿気や臭いを吸収する。
長期間使用しても、定期的に通気の良い場所で陰干してチップに溜まった湿気を取り除けば、半永久的な使用が可能なのだ。
大切な地球の資源を余すことなく使い、繰り返し使用する。まさにSDGSの申し子のような製品なのである。

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