靴の製法
靴の製法とは、甲部(アッパー)と底部(本底)を接合する底付けの方法を
言う。これは、大別すると三つの方法があり、さらにそれらを組み合わせたものもある。
糸で縫い付ける方法、接着剤で貼り付ける方法、一体成型する方法などがある。
グッドイヤー・ウェルテッドは、初めから中底にリブを付けておき、機械でスクイ縫い
をする。1897年C.Goodyear.Jrによって考案。
アッパーをつり込んだ後、靴型を抜きアッパー、中底、本底をダシ縫いし底付けする
方法。
この方法は、アッパーを外側に出してつり込む方式で、やり方は色々あるが、
今回は、裏革(ライニング)を中底(インストール)につり込み、表革と中板(ミッドソー
ル)を出し縫いして、その後、本底(アウトソール)を接着剤で着ける。
中底を甲革で巻き込んで、直接だし縫いし、本底を接着した。
上図の様に中底を加工し、中底、裏革、表革をスクイ縫いして、その後、補強のため
甲革を貼り、中板とダシ縫いをする。次に中板と本底をダシ縫いする。
ノルウィージャンにL字に曲げたウェルトを付けスクイ縫いをしたもの。
アッパーをつり込んだ後、靴型を抜きアッパー、中底、中板をダシ縫いし、そのあと
ウェルト、中板、本底をもう一度ダシ縫いをする。
本底とミッドソールを接着し、ダシ縫いする。
ミッドソールを水でぬらし木型に貼り付けクセ付けをする。
アッパーを中底につり込み、あらかじめクセ付けしておいたミッドソールを接着剤で
貼り付ける。その後ミッドソールと表革をスクイ縫いする。
中底を図の様に包丁で加工し、中底、裏革、表革、ウェルトの4枚をスクイ縫いし、
その後、ウェルトと本底をダシ縫いをする。
言う。これは、大別すると三つの方法があり、さらにそれらを組み合わせたものもある。
糸で縫い付ける方法、接着剤で貼り付ける方法、一体成型する方法などがある。
今回は、あくまでも手縫いにこだわり、ステッチダウン、マッケイ・プロセス、
ハンドソーン・ウェルト、オパンカ、ノルウィージャンの5つの製法を、写真と図で
わかりやすく説明したものである。
他にも、ステッチダウン-A、グッドイヤー・ウェルト、ブラックラピド、ノルウィージャン・ウェルテッド、一般的なセメンテッド、カルフォルニア式(プラット式)、バルカナイズ式、インジェクション式等がある。
グッドイヤー・ウェルテッドは、初めから中底にリブを付けておき、機械でスクイ縫い
をする。1897年C.Goodyear.Jrによって考案。
アッパーをつり込んだ後、靴型を抜きアッパー、中底、本底をダシ縫いし底付けする
方法。
この方法は、アッパーを外側に出してつり込む方式で、やり方は色々あるが、
今回は、裏革(ライニング)を中底(インストール)につり込み、表革と中板(ミッドソー
ル)を出し縫いして、その後、本底(アウトソール)を接着剤で着ける。
中底を甲革で巻き込んで、直接だし縫いし、本底を接着した。
上図の様に中底を加工し、中底、裏革、表革をスクイ縫いして、その後、補強のため
甲革を貼り、中板とダシ縫いをする。次に中板と本底をダシ縫いする。
ノルウィージャンにL字に曲げたウェルトを付けスクイ縫いをしたもの。
アッパーをつり込んだ後、靴型を抜きアッパー、中底、中板をダシ縫いし、そのあと
ウェルト、中板、本底をもう一度ダシ縫いをする。
本底とミッドソールを接着し、ダシ縫いする。
ミッドソールを水でぬらし木型に貼り付けクセ付けをする。
アッパーを中底につり込み、あらかじめクセ付けしておいたミッドソールを接着剤で
貼り付ける。その後ミッドソールと表革をスクイ縫いする。
中底を図の様に包丁で加工し、中底、裏革、表革、ウェルトの4枚をスクイ縫いし、
その後、ウェルトと本底をダシ縫いをする。
【資料提供:エトスクラブ】
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